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故人を身近に感じるダイヤモンド

2021
08/15
葬祭部 義積です。

お亡くなりになり両親の遺骨でダイヤモンド作りたいと相談を受けました。そんな商品があることは知っていましたが実際に相談を受けたのは初めてでした。

天然のダイヤモンドは、炭素が自然環境の中で、高温高圧にさらされて生まれるものです。ご遺骨から作られるダイヤモンドは、火葬後もご遺骨中に含まれる炭素を取り出し、人工的に高温高圧にかけることで製造された合成ダイヤモンドになります。人工的に製作されたものですが、その硬度、輝きなどは天然ダイヤモンドとまったく同じです。指輪やネックレスなどデザインも豊富です。 

ご遺骨が身に着ける貴金属になると、大切な人をずっと身近に感じることができます。テレビを見ていましたら、ある女性がご主人の遺骨を指輪にして、毎日主人を身近に感じているとのことでした。その人にとって唯一無二のものです。

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葬儀社選びは元気なうちに

2021
08/07
葬祭部の杉上です。

「前もって葬儀の準備をするのは縁起が悪い事だ」とされていた時代もありましたが、現在では多くの方が事前に相談をされています。

 「事前に」と言われても、元気なうちに選ぶのはどうかな?葬儀が差し迫っている状況になってから選んだら良いのでは?と思われる方もおられるでしょう。結論からいえば葬儀社選びは元気なうちにされることをおすすめします。

 体が弱ってから色々な葬儀を見て回ったり、話を聞いたりするのは負担が大きいですし、「お葬式が間近に迫っている感じがして、つい二の足を踏んでしまう」とも耳にします。また気持ちに余裕が無い状態では葬儀会社を比較することをあきらめてしまい、結果的に納得が出来ない葬儀社を利用することになってしまう可能性も有ります。

 心身共に健康で、お葬式はまだまだ先の話だと思えるうちに葬儀社を選ぶことで、安心して任せられる葬儀社を見つけることが出来ます。

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精霊送り

2021
08/05
葬祭部の広田です。

暑い日が続きます。暑いのは苦手です。直ぐに気分が悪くなります。皆さんも外での作業はもちろんの事、室内でも気を付けてください。

さて、この8月にはお盆があります。お盆は先祖の霊をお迎えして供養し、またお戻りいただくという行事となっております。

一般的には始まりが13日、終わりが16日でそれぞれ「迎え盆」と「送り盆」と呼ばれており、「盆と正月が一緒に来たよう」と言葉があるように、お正月と同じように重要な行事となっております。

ただ子供の頃の記憶は、親の実家に行って墓参りをし、そのあと何処かに遊びに連れて行ってもらえる期間でしたので、「供養する日」よりも「お出かけする日」というイメージでした。この仕事に就いてからはそのようなことはありませんが。

16日にお盆が終わり、その時に精霊送り(しょうりょうおくり)で送り火を玄関先で焚き、迎えた先祖の霊にお帰り頂きます。これについては、近所の人が庭で火を焚いてたのを見たことがあるので知っていました。ですが知らなくて驚いたのは、京都府や奈良県の大文字の火も送り火だということです。子供の頃はニュースか何かでぼんやり見ていたのですが、戦没者の為の送り火の意味を成し、世界平和を願うための行事なんですね。我が家は仏事に疎い人しかいませんので、せめて私がしっかり学んでいこうと思います。
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感動の再会

2021
08/03
葬祭部の門脇です。
前の職場の同僚と話をする機会があり、その際に近況を確認したときに「Hさん亡くなったよ」と聞きました。その方とは仕事以外にも色々昔話を聞いてていました。Hさんはる事情でお子さんとは赤ちゃん以来会うことがなかったのです。しかし、Hさんのお母さんの葬儀の時、お子さんと急遽連絡がとれ式前に感動の再開となりました。Hさんも嬉しそうに語ってくれました。葬儀の際には親族内でのいざこざを見ることもありますが、こういうドラマのような出来事を見ることができるのも葬儀の仕事ならではかと思います。

最期の望み

2021
07/24
葬祭部の杉上です。

『在宅医たんぽぽ先生物語さいごはおうちで』という本を読みました。実際にあった患者さんのお話がマンガで描かれており、在宅医療とはどんなものか、どんなことが出来るのかが分かりやすくて、読みやすかったです。

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最も心に残ったのは、小学3年生のお子さんを残してお亡くなりになったお母さんです。退院をして自宅療養しながら、自分のしたいことや叶ええたいことをされます。そして12月、食べれらなくなってくる中、最後に食べたかったのが桃でした。スタッフが「クリスマスピーチ」という冬に食べ頃を迎える桃を探し出しました。その桃を家族みんなで食べた1週間後、ご家族に見守られ旅立たれました。

「亡くなる日まで自分らしく その人らしい最期」これは葬儀にも言えます。儀式は共通ですが、儀式以外の事は十人十色のお別れがあります。好きだった歌手の曲を流して欲しい、死化粧は娘の手でしてあげたい、故人様の好きなものを花祭壇で作りたい、家族だけで誕生日会のように過ごしたい、思い出の写真をたくさん飾りたい、思い出の場所をドライブしたい・・・。
 
故人に何をしてあげたいか?誰と見送りたいか?お葬式までの最後の時間をどう過ごしたいか?心残りの無いお葬儀のために考える3つのポイントです。











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