もみじ市民ホール ホームブログ「もみじ市民ホール」
ブログ「もみじ市民ホール」

納棺見学

2021
11/28
葬祭部 伊藤です。

研修2か月が過ぎました。

先輩の納棺に同行し、見学研修をしております。私は、先輩を見ながら、手順やお声のかけ方を学ぶという1番しなければならない仕事があります。ただ、何回同行しても、涙がこぼれそうになります。納棺には手順があり、「する事」「伝える事」があります。先輩は、それをご家族様のお気持ちやペースに寄り添ってご家族様と一緒進められていて、引き込まれてしまっています。手順やお伝えする事は、もちろん覚えなくてはいけないけれど、寄り添う事や、気づくという大事なことを言葉ではない所で教えてもらっています。

先輩の背中はまだまだ先の方で、私に出来るかな・・とちょっと弱気になりつつ、でも、いつかそうなりたいと思い続ける事が大事だ!と1人勝手に意気込んで、今日も通勤の車の中で手順の復習しながら帰ろー!赤信号で止まったら、対向車の人、「1人やのにめっちゃ、口パクパクしてる人やな」と思ってるやろなー。

当家の意向に沿った葬儀

2021
11/25
葬祭部の板垣です。

私が中学生ぐらいの時は、私が住んでいた地域では自宅でお通夜、葬儀は当たり前とされる地域でした。亡くなった祖父母の葬儀は自宅で行いました。その都度、親族や自治会の方にお手伝いをして頂き、見送りました。最近では近くの公民館でするようになりましたが、自宅でお通夜や葬儀をしている頃は、お隣の家に自治会の方が集まって食事の準備をして、バタバタと動かれていたのが印象に残っています。

今では葬儀を自宅ではなく、会館でされる方も増えてきて私が以前に見た通夜や葬儀を見ることは少なくなりました。森田石材店の葬祭部に入社して、いくつかのご葬儀を見てきました。ひとつとして同じ葬儀はありません。ご当家や、故人様の意向に沿った葬儀を提案出来るようになりたいと思います。

自分が一番つらかった葬儀

2021
11/22
葬祭部の門脇です。
私が葬儀の仕事に就いてから14年以上経ちますが、その間に簡単に数えても700件以上の担当をしてきました。その中で一番つらかった葬儀はなにか?と聞かれると迷わず一件が浮かびます。

私が担当を持ち始めて少ししてから1件の担当を持ちました。その際に喪主をされたお客様とは葬儀後もアフターフォローで会うたびに1時間以上しゃべり、畑でとれたものなどをその都度「〇〇好きか?持って帰って!」と頂いたりしていました。私が一度葬儀をやめて営業の仕事に就いた時も営業初日に、たまたまそこが営業地域だったのもあり挨拶にいき、今こにような仕事しているんですというと「そうなんや!ちょうどよかったわ!」と家の瓦の葺き替えを依頼して頂きました。その仕事をしてからもちょくちょくお世話になっていました。その後に私が元にいた葬儀社に戻りまた改めて挨拶に行きました。

それから4年後くらいに自分の携帯に電話が一報あり、受けると喪主様の息子様からの電話で、今父が亡くなり警察にいますのでお迎えにきてほしいとの事でした。なんで警察?と思いながら行くと孤独死だったことを息子様から聞きました。家にお父さんを連れて帰り一人暮らしだったので安置する前に息子さんとお父さんの思い出話をしながら家の中を片付けました。その時に家の瓦を見たり倉庫にあった大型のハーレーを見たりしていると初めて葬儀の仕事で泣きそうになりました。

昔からお客様を導いていく側の葬儀スタッフが泣いてはいけないと重々上司から言われていたので、自分なりにどんな式でも折り合いをつけていましたが、今回はそういうわけにもいきませんでした。そこからは自分が全て担当司会からすべてしましたが、色々な葬儀経験者が若い方の式などを一番つらかった事にあげますが、自分は自分が担当したお客様が亡くなる事が一番つらいと思います。

これから葬儀の仕事をしていく以上そういうことはたくさんありますが、自分が責任をもって故人様を送るお手伝いが出来たらと思います。

葬儀の靴

2021
11/20
葬祭部の広田です。

葬儀に参列する時、皆さん喪服を着ます。その喪服は帰ったらクリーニングに出すか、クローゼットにかけて湿気対策や防虫対策をして片付けると思います。ですが靴はどうですか?私は仕事柄ずっと革靴ですので、靴の状態は常に目にしています。汚れてきた、すり減ってきた、穴が開いたなど直ぐに気が付きます。しかし仕事で革靴を履かない方は日常の中で革靴を履くことは皆無だと思います。つまり葬儀で革靴を履いて参列し、次の葬儀まで靴箱にしまいっぱなし。たまにいらっしゃるのですが、急な葬儀に参列される方が、ずっと使っていなかった靴を履いて、実はその靴底が劣化していて歩くたびに靴底がボロボロと欠けてしまう。葬儀は急なことですので前もっての準備は難しいとは思いますが、式場を散らかして、汚してしまいますので、たまには靴のコンディションを確認しておいてください。今ならネットで安価で買えますし、ユニクロでも買えるらしいです。葬儀に参列する時に一番大事なのは故人を悔やむ気持ちだと思いますが、身だしなみも多少は大事になってくるかと。
buisiness-shoes_6085.png

樒(しきみ)

2021
11/16
葬祭部の杉上です。

故人が亡くなってから、自宅などで安置をする時に、枕飾りを用意します。枕飾りには様々な仏具を置きますが、一緒にお供えする花を"一本花"と呼びます。

一本花で選ばれる花は樒(しきみ)が多いことから。一本樒という呼び方もします。

末期の水をご用意していただいたものにも、故人の口を水で潤すために樒の葉を1枚使用します。

樒の特徴は特有の強い香りです。強い香りと毒を持つ樒は「邪気を払う」「故人を悪霊から守る」と考えられてきましたので、お清めや魔除けに用いられてきました。土葬の時代には、強い香りを獣が嫌うために、お墓の近くに樒を植えて埋葬後の遺体を掘り返されることから守ったそうです。その名残で、火葬をする現代でも仏事に使われます。

山南町の方のお宅には家の近くや、田んぼや畑の畦に植えてあるのをよく見かけます。一本樒をお願いすると、すぐに準備することが出来ます。昔から、樒を大事にされてきたのでしょうね。

shikimi1.jpg

<< 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11
葬儀を急いでいる。緊急で相談したい。何もわからない。お気軽にお問い合わせください。いざという時は24時間365日受付 0120-763-940 FAX:0795-77-2688 メールでのお問い合わせはこちら
メールでのお問い合わせはこちら