ブログ「もみじ市民ホール」
もみじ日記の記事

各自治会とお寺様

2020
10/14
葬祭部の広田です。

山南町はだいたい自治会ごとに菩提寺が決まっています。〇〇自治会なら〇〇宗の〇〇寺ですといったように。もちろん当てはまらない自治会や家もあります。よく葬儀の時に親族の方が集まって喪家の方に様々なアドバイスをされますが同じ自治会で同じ菩提寺の場合とてもありがたいアドバイスになりますが、住んでいる地域も菩提寺も宗教も違う方の発言は時に喪家を惑わせる原因となる事もあります。気持ちはありがたいのですがそういう時は喪家からアドバイスを求められたときに「うちの方の地域ではこうだよ」や「〇〇寺さんの場合はこうだよ」と答えてあげるのが一番親切だと私は思います。いくつか自治会や菩提寺ごとに違う点を紹介すると、枕経を行わない、病院や施設から家に帰ってこられたときに最初から北枕にする、通夜式を行わない、初七日をその日のうちに行わない、公民館受付がある、自宅留守番がある、自宅受付があるなどあげていったらきりがありません。私共はありがたいことに山南町内の葬儀のほとんどを任せていただいておりますので、各自治会の風習やお寺様の決まり事をあらかた把握しております。安心してお任せくださいませ。

安置(あんち)場所

2020
09/16
葬祭部の広田です。

病院や施設で亡くなられた場合、遺族は葬儀社に連絡し、搬送の依頼と共に、ご遺体をどこに安置をするか決めないといけません。

多くの方は、ご自宅の仏間などに安置されます。その後、葬儀社と打合せや納棺の後、通夜式又は葬儀告別式の開式時間約2時間前に会館に入るという流れになります。

しかし、住宅事情によっては、ご自宅に安置できない場合もあります。家が片付いていない、クーラーやエアコンが仏間に無い、家にたくさん人が入られると困る、と理由は様々です。ご自宅に故人様を安置できず、会館での安置をされる方もあります。その場合は別途料金がかかります。どちらにしても、安置をする場所は事前に考えていただいた方が、その時になって慌てる事がありません。

事前相談で分かります。

2020
09/03
葬祭部の広田です。

もみじ市民ホールでは事前相談を毎日受付けております。親が高齢でそろそろ考えないといけないという方や、子供達が都会に出ていて、いざという時に子供達が困らないようにしておきたい方の相談が多いです。

相談の内容は、いざという時にどうすればいいのか、また費用はどれくらいかかるのか、お金は銀行から下ろしておかないといけないのか等、様々な葬儀についての疑問や不安な事です。自分が喪家または喪主になって葬儀を進める経験は数少なく、不安があるのは当然です。その不安を取り除くための相談だと思ってください。

今の世の中、ネットで何でも調べられます。全国の葬儀費用の平均も出てきます。しかし沖縄県の平均費用は80万円で石川県の平均費用は180万円とかなり幅がありますし、この金額に御布施や斎場費用や飲食代が含まれているのかは分かりません。

事前相談で、ご当家様のことを聞かせていただき、また地域性を考慮してプランをいくつか提案させていただくことも可能ですし、御布施や飲食代も含めた見積りを出すこともできます。お客様に聞かれた料金については全てお答えします。後になってから「あれもこれも必要なので請求します」といったように見積金額から料金が大きく動くこともほとんどありません。費用面だけでなく、準備しておくべき物や選び方、いざという時までにしておくべきこと等もお答えしますのでご安心ください。


会館でのコロナ対策

2020
08/19
葬祭部の広田です。

現在日本では新型コロナウイルスが第二波の猛威を振るっています。

丹波地域でも感染者が増えました。私個人的な考えですと、日本国内に国境ならぬ県境に壁や関所があるわけではありませんので、人の動きを完全に制限するのは無理な事だと思っていましたから、残念ながらこうなることは何となく予想付いていました。

昔から十人十色という言葉があるように、コロナに関する考えも十人十色です。重視する人、軽視する人、コロナ感染者を差別する人、自分だけは大丈夫と他人の事を考えない人、一生懸命頑張っている医療従事者をバイ菌扱いする人など日々のコロナ関連のニュースで色んな人が取り上げられています。

しかしこのような事態でも葬儀は行われます。私は葬儀とは故人様と残されたご家族様がお別れをする場と考えています。準備段階ではコロナの事を考慮する必要はもちろんありますが、式が始まってからはご家族の方が安心して故人様とお別れする場を提供することが私達の務めだと思いますので皆様が使われる会館は毎日の殺菌消毒、清掃、来館者のマスク着用の徹底、手指の消毒の促しをしております。

絶対に安全です、なんて言えませんが少しでも安心して利用していただけるよう準備はしております。

直葬

2020
07/22
葬祭部の広田です。

今回は「直葬」についてお話します。

直葬とは死亡した医療機関や施設から葬儀告別式を行わずに、お寺様のお経もあげずに直接火葬場へ行くことを指します。直葬という言葉は広辞苑に載っているわけでもありませんので、おそらく葬儀会社が作った造語でしょう。日本では年間数万件の直葬が行われていると聞きます。

経済的な面やお付き合いの面なども考慮してのことだと思いますが、皆さんの記憶にも新しい、コロナウイルスで死亡した芸能人の方も病院から直接火葬場へ行きましたので言わば直葬です。そのニュースをご覧になって「最期なのに顔をみてお別れできないなんてかわいそう」と思いませんでしたか?私はそう感じました。個人的な意見ですが私にとって葬儀とは、お世話になった地域の方や友人、会社関係、一緒に育った兄弟姉妹、親類の方々に最期を見送ってもらう、また言葉をかけていただく、故人様を偲んでいただく場だと思っております。本来は仏教の場合「葬儀式」ですので故人様をおくる儀式のためなのですが意味合いは人それぞれ感じるままにで良いと思います。直葬を否定するわけでもなく、葬儀社として豪華で高価な葬儀を薦めているわけではありません。

ただ多くの場合葬儀は子供が親を見送ることがほとんどです。「石に布団は着せられず」という言葉がありますが、最後の最後の親孝行は葬儀でしっかりと言葉をかけて見送ってあげる事ではないかと私は思います。祖母がいつの間にか亡くなっていて、世話をしていた親戚から3日ほど経ってから「直葬で済ませたから」と一報だけよこされた経験があるので自分の親の時にはしっかりと送りだそうと心に決めております。
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