ブログ「もみじ市民ホール」
新米日記の記事

試験に向けて...

2017
05/09
皆さん、良いゴールデンウィークは過ごせましたか?
一気に暖かくなりましたね。

九月の「葬祭ディレクター試験」に向け、勉強を始めました。
毎年一回開催される葬祭ディレクター試験ですが、その内容は筆記と実技になります。
筆記では専門の知識や、葬儀の歴史。実技では、幕張・司会・接遇です。

「葬儀概論」という分厚い本を開け、勉強を開始しました。
本格的に参考書、ノート、ペンを持ち勉強をするのは久しぶりで、気がつけば五時間ほど通して勉強をしています。
まだ試験までに余裕がある為か、楽しみながら取り組めています。
いつまで楽しみながら出来るかは分かりませんが、気持ちに余裕のあるうちにつめていきたいと思います!

瀬川

納棺見学へ

2017
04/28
「何かみえたり、きこえたりしないの?」
お葬儀の仕事を初めてから、そんな事を友達にたまに聞かれます。
私自身、霊感が0だからか、見えたり聞こえたりしたことはないのですが、不思議な体験をしたことがあります。

お葬儀の依頼を受け、納棺をしにご自宅へとうかがいました。お顔剃りをしていると、故人様のお孫さんが「〇〇が見に来てる」と言われました。
お孫さんは、少し霊感が強かったそうで、ご先祖様が納棺を見守りにきたのだと言います。私には姿は見えませんが、そう言われると一気に緊張し気が引き締まります。
納棺が進むにつれ、見守りにこられるご先祖様が増え、最後には犬のジョンまで見守りにこられました。

「お葬儀で不思議な体験」と聞くと、怖いものばかりをイメージしがちですが、たまに聞く不思議なお話のほとんどが今回のように暖かいものです。
また不思議な体験をした時には、ご紹介させていただきます。

瀬川

愛犬からのメッセージ

2017
04/25
お式の中で喪主様のご挨拶とは別に、お孫さんや奥さま、ご遺族の方が故人様に向けてお手紙を読まれることがあります。
先日施行させていただいたお葬儀の話です。

お孫さんが故人様宛に書かれたメッセージカードのご紹介をさせていただきました。
お二人のお孫さんのお手紙が終わり、次のメッセージカードです。
「いつもお散歩に連れていってくれてありがとう。なでてくれるの気持ちよかったよ。お散歩の時に、こかしてしまってごめんね。」
実はこのメッセージ、お葬式には出られずにお家でお留守番をしていた愛犬からです。

人が亡くなって悲しいのは人だけではないと思います。私も猫を飼っている為、心に響きました。
直接会話をすることは出来なくても、 いなくなった という喪失感は動物も感じているのではないかなと思います。

瀬川

お別れ会

2017
04/20
本日「お別れ会」を施行させていただきました。

先月、とある会社の社長のお父様がお亡くなりになり、家族葬でお式をされました。
そして、一カ月経った今日、「お別れ会」という形で一般の方に参列をしていただく形をとられました。

会場に祭壇を組み立て、花を飾り、ご会葬いただいた方にお食事をしてもらえるように大皿料理がテーブルに並べられ...。
隅の方には、思い出のお写真と表彰状がずらーっと並んでいます。
お料理を囲みながら、お写真を見ながら、きっと思い出話が弾んだことと思います。

お葬儀のお仕事を始めてから、今回のようなお別れ会のお手伝いを初めてさせていただきました。
お葬儀は大体が1時間と時間が限られますが、「お別れ会」という形なら、心に余裕をもちゆっくりとお別れができます。
今日のお別れ会は2時間半の時間が設けられ、皆さんゆっくりとお別れができたのではないかなと思います。

瀬川

息子へ

2017
04/17
先日、施行させていただいたお宅のお話です。
息子様が亡くなり、お父様が喪主という悲しいお葬式でした。

私は納棺を担当させていただきました。
納棺の最後に「何か入れてあげたい物がありましたら、入れてあげて下さい」と声をかけると、故人様のお母様がビニールいっぱいの折り鶴を出してこられました。
これまでにも折り鶴を柩に納められる方は沢山いらっしゃいましたが、あれだけ多くの折り鶴を見たのは初めてでした。
一つ一つに、「ご飯を食べられるように」「少しでも痛みが和らぐように」と思いを込め折られたそうです。

気が付くと、喪主様の姿が見当たりません。
遺族の皆様が鶴を柩へ収めていると喪主様が封筒に入ったお手紙を持って登場しました。
そして、そのお手紙を布団の中に隠すように収められました。
「シャイだから隠しておく」と喪主様。女性のように感情を表に出して話しかけるのが少し恥ずかしかったのかもしれません。
言葉に出さなくても、喪主様の想いはきちんと届いているだろうな感じました。

瀬川
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