ブログ「もみじ市民ホール」
私の身の回りの記事

生前準備

2017
12/04
葬祭部の奥川です。

先日、とあるお宅のお葬儀のお手伝いをさせて頂きました。
故人様は生前、ご自身のお葬儀について色々考えられていました。

生前中お電話を頂き、3度程お話をさせていただきました。
遺影写真を準備したいと言われ、どのお写真を使うか、背景をどれにするかもご自身で決められました。
出来上がりをお持ちすると、遺影写真をご覧になり「大変綺麗な写真」と満足されていました。
祭壇についても、写真周りに入れてほしいお花や、色合いをご家族様とお話されていました。

相談を受けている時は、その時が来てほしくないと複雑な思いでお伺いしておりました。
お亡くなりになられたと一報を頂き、お迎えに行きお顔を見させていただくと、生前と変わらぬ優しげなお顔でした。

打ち合わせの時には、生前にご相談も受けていたこともあり、良いお式になりました。
生前準備なんて縁起でもないと敬遠しがちですが、準備しておくことで叶えられる想いも沢山ありますよ。

お手製の杖とメガネ

2017
11/29
葬祭部の瀬川です。

納棺の際にはお棺に入れてはいけない物が沢山あります。
鉄はもちろん燃え残ってしまうので入れてはいけませんし、プラスチックも溶けてお骨にくっついてしまうことがあるので入れてはいけません。
靴やお杖、メガネをお棺に入れてほしいと言われる方も結構いらっしゃいますが、斎場の決まりでお断りをしています。
木でできた簡単な杖とわらじの草履はご準備しているのですが、先日こんなことがありました。

故人様をお棺に納め、「入れてあげたい物を入れてあげて下さい」とお声をかけるとお孫さまお手製のお杖とメガネを持ってこられました。
お孫さまが故人様の為に、画用紙で作られたそうです。
おしゃれが大好きなおばあちゃんだったそうで、ピンクのお杖に黒ぶちの眼鏡を作られていました。
お孫さまお手製のお杖とメガネはきっと、おばあちゃんも天国で皆さんに自慢されていることと思います(*^_^*)

最後のメッセージ

2017
11/10
葬祭部の瀬川です。

お別れの際、お棺のふたを閉じた後に故人様への最後のプレゼントとして花束をお棺の上に置いていただくことがあります。

先日のお葬儀のお話です。
最後のプレゼントを渡す役目は、お孫さんでした。お棺のふたが閉まり、お孫さんより花束がプレゼントされます。
置き終えると、「おじいちゃん、ありがとう。僕もおじいちゃんみたいに立派になるね」とメッセージを言われました。
予想していなかったお孫さんからのメッセージに心が温まりました。
故人様にとって目に入れても痛くないほどかわいいお孫さんのメッセージはきっと、おじいちゃんにも届いているでしょうね(*^_^*)。

花束.png

冬支度

2017
10/30
葬祭部の広田です。

ここ最近で台風が2回続けて上陸しました。
特に台風21号の勢力がすごく日本各地にその爪痕を残して行きました。
被害にあわれた方々にお悔やみを申し上げます共に
一早く復旧、修繕が進みますように心よりお祈りいたします。

最近の天候は雨が非常に多く「秋晴れだー」と喜べるような天気はなかなかありませんし、
気温もガクっと下がってきました。
我が家ではそれに伴い、こたつを出し、毛布を出し、冬着を出し、冬支度が完了しました。

日本国内には四季があり、どの季節に人がお亡くなりになられるのかというと
やはりと言ってはなんですが冬(12月~2月)が多いようです。
原因は寒暖の差が影響してくるようで、暖かい家の中から外に出た時に外が余りに寒かったり、
すごく冷えた身体で寒いからといって熱いお風呂に急に飛び込んだりと。
とにかく急激な身の回りの温度の変化に人は弱いようです。
暖かいところから寒い外に出る時などはしっかり暖かい恰好をして
自分の脳に「今から寒い寒い外に出るぞ」と脳を身構えさせてから
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外出するのも一つの手段です。

しかし季節の変わり目は心構えをしていても体調を崩すもの。
私も「あれ?風邪かな」ということが最近よくあります。
皆さんお身体には気を付けて下さいね。


喪主のお葬儀。

2017
10/13
葬祭部の瀬川です。

以前、喪主をされた方がお亡くなりになられ、その方のお葬儀のお手伝いをさせていただきました。
2年前に奥さまを亡くされ、その際にももみじ市民ホールでお手伝いさせていただいた為、その方のお顔は名前を聞いた時にパッと浮かびました。

私は納棺のお手伝いをさせて頂いたのですが、2年前に比べると少しお太りになられ元々優しそうなお顔がより柔らかくなっていました。
お髭を剃っている時、シャンプーをさせて頂いている時、とても懐かしい気持ちになりました。
2年前まだ葬儀の仕事に慣れていない私には、その方の優しそうなお顔が少し"助け"になっていたのかもしれません。

会葬に来られいつもお声をかけてくださる方、元気に挨拶をしてくださる方、元気をいただいています。
私も少しでも皆さんに良いお別れの場として頂けるよう精進して参ります!
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