ブログ「もみじ市民ホール」

エンバーミング

2020
02/03

葬祭部の門脇です。

皆様はエンバーミングという言葉を聞いたことありますか?簡単に説明しますと、ご遺体に「防腐」「殺菌」「修復」の処理を施すことです。

具体的な作業の内容としてはご遺体を洗浄や消毒し、血液の代わりに防腐剤を注入していきます。

その後、必要に応じて顔などの復元処理をし、化粧を行います。基本的にエンバーミングを施すことによって10日から2週間の保存が可能だと言われています。もちろんメリットデメリットもあり、メリットはまず一つに長期間ご遺体の状態が悪くなることがないという事。

死後硬直がなくなる為ご遺体に接する抵抗がなくなるともいわれます。事故などで外傷がある場合でも、生前のお顔に復元することが可能だそうです。デメリットはお金がかかってしまうこと、費用は様々ですが、20万円前後が一般的といわれます。

それを高いまたは安い、と思うのは親族の考え方次第ではあります。

アメリカやヨーロッパなどでは、かなりメジャーですが日本ではまだまだ普及率が低く、一般化はしていません。海外では亡くなってから土葬や火葬までの期間が長いと聞きます。日本みたいに亡くなってから23日で火葬と、早くはないから普及しているのかと思います。

そもそもエンバーミングの歴史は古く、古代エジプト文明時代からミイラ作りから始まり、その後も長く続けられてきて、アメリカで発展したといわれており、日本での昔からの風習ではないため馴染みがないのかもしれません。しかし今後広まっていくことは確かだそうです。皆様も今からきちんと考えて自分なりの意見を持っておく必要があるのではないでしょうか。

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