ブログ「もみじ市民ホール」
2018年11月の記事

『頑張って歩きよ』

2018
11/15
葬祭部の杉上です。

先日、お手伝いをさせていただいた納棺でのお話です。ご自宅にて、ご家族に見守られながら息を引き取られました。故人様が、パジャマを着ておられたので、奥様が用意された紋付の着物に着せ替えをしました。
 この着物を最後に着たのは、娘さんの結婚式だそうで、皆さんで思い出話をされていました。着物へ着替えが終わり、次に死装束の内の足袋・脚絆・手甲をご家族に着けていただきました。着け終わったあと、奥様が足をさすりながら、ご主人に声をかけておられました。
「しっかり歩くんやで」「先に逝った、兄さんが待っとってやからな」「頑張って歩きよ」 涙声で、何回も何回も足をさすられていました。長年、連れ添ってきたご主人への愛を感じました。
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分からない事はこわい。

2018
11/13
6月に入社した葬祭部の横田です。

ちょうど5年前に知人の葬儀が立て続いて、人の死に興味が湧き、引っ越しに伴って転職しました。

そういえば入社直前の時期に、なんとなく今更ながら映画の『おくりびと』を観ました。
納棺師のお話なのですが、奥さん役の広末涼子がその夫で納棺師役の元木雅弘に向かって
「けがらわしい!」と叫ぶシーンがありました。
ちょっとショックでした。

なんだか死ってとてもタブー扱いされます。
なぜでしょう。

しかも本木雅弘の父親役が亡くなった瞬間
「夫は納棺師なんです」と。
そこで手のひら返しか、と。
すごくショックでした。

いや、いいシーンなんですよ。
今まで理解のなかった妻がやっと、自分の大事にしている仕事を認めてくれたっていう。

理解できないし、分からないからなんの準備もできない。
突然訪れるから怖いし、怯えるのかもしれません。
しかも、死は取り返しがつきません。
あとから後悔しても遅いのです。

色々な人と話をして視点を変えてみたり、
少し知識を入れてみれば、今まで全く興味がなかったことに興味を持つこともあります。
広末涼子のように手のひら返しちゃうこともあるかもしれません。

もしお葬儀のことで気になっていることなどがあれば、森田石材店でも、もみじ市民ホールでも、ご相談に乗りますので、ぜひいらしてくださいね。

新人の佐々木です

2018
11/09

葬祭部の佐々木です。

はじまして。もみじ市民ホールに入社して一ヶ月の新人です。
前職も葬儀関係の仕事には就いていましたが、
さほど長く従事してはいなかったため、まだまだ分からない事も多いです。

ちなみに以前お葬儀の仕事をしていたのは春日町だったのですが、
春日町は曹洞宗のお寺様が多く、通夜式がほとんどないのに対し、
山南町は臨済宗のお寺が多かったり、通夜式がある地域が多かったりと
同じ丹波市内でも地域性による違いがいくつかあり、すごく興味深いです。

色々な違いを楽しみつつ、これからたくさん勉強していき、
皆様のお役に立てるように頑張って参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

もう年末

2018
11/07
葬祭部の広田です。

ハロウィンが終わり、テレビのCM等が一気にクリスマス気分に変わりました。
渋谷でなにやらあったみたいですが、イベントは節度を守って楽しんで欲しいものです。

今年はクリスマス前に大きなイベントがあります。
もみじ市民ホール 和田ホールがオープンです。

12月22日にイベントを開催します。抽選会もあります。
屋台もあります。
会員様だけではなく和田地区で葬儀会館に少しでも興味のある方はぜひ来てください。
お待ちしております。
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終活ってだれの為にするもの?

2018
11/05
葬祭部の奥川です。

このブログでも、しばしば出てくる「終活」という言葉。
終活って誰の為にするものなのでしょうか?
自分の為?
家族の為?
正解は、両方です。

終活セミナーでもよくお話させていただきますが
自分の為の終活って、今までの自分を振り返り、
これからの人生を、より良くする為のものです。
葬儀やその他の事を、ノートに書いて、
自分の気持ちをご家族に伝える事だと思います。

それでは、家族の為の終活とはどんなことでしょう。
「子供に任せているので」と良く言われますが、
任された子供さんって地域の事や、お寺の事をどこまで、ご存知でしょうか?
葬儀を施行させていただく中で、よく質問されるのが、そういうお付き合いの事です。
地元にいてお付き合いされている方はご存知ですが、
普段は遠くにお住まいの方は、何をどうしたらいいのか全く分からないのです。

自治会の葬儀のやり方や、慣習やお寺の事を伝えてあげておくのも
家族の為の終活と言えます。

「家族に任せているから」ではなく、家族が困らないようにするのも終活のひとつだと考えています。
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