ブログ「もみじ市民ホール」

葬祭ディレクターの涙

2017
12/13
葬祭部の奥川です。

先日久しぶりにお出会いした同業者の方とお話をしました。
その同業者の方は、先日若くしてお亡くなりになられた方を火葬場まで見送られたそうです。
喪主は奥様で、何を話せば良いのか、どのような対応をしたら良いのか分からなかったと言われていました。
結局どうしたのかというと、「一緒に泣いた」そうです。

若くしてご主人を亡くされ、まだ小さい子供を抱えてこれから生活をしていく奥様に対して、慰めの言葉も出てこず、一緒に涙をながしたと。
この話を聞いた時に、なんか心がジーンとなりました。私達はお客様の前では、涙はあまりお見せしません。(ご当家の前で泣く事はタブーと教えられてきました。)

しかし、ご当家の立場に立ってみると一緒に泣いてくれる人がいるというのも、また良いのかもしれないと思いました。


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