ブログ「もみじ市民ホール」
2017年12月の記事

葬祭ディレクターの涙

2017
12/13
葬祭部の奥川です。

先日久しぶりにお出会いした同業者の方とお話をしました。
その同業者の方は、先日若くしてお亡くなりになられた方を火葬場まで見送られたそうです。
喪主は奥様で、何を話せば良いのか、どのような対応をしたら良いのか分からなかったと言われていました。
結局どうしたのかというと、「一緒に泣いた」そうです。

若くしてご主人を亡くされ、まだ小さい子供を抱えてこれから生活をしていく奥様に対して、慰めの言葉も出てこず、一緒に涙をながしたと。
この話を聞いた時に、なんか心がジーンとなりました。私達はお客様の前では、涙はあまりお見せしません。(ご当家の前で泣く事はタブーと教えられてきました。)

しかし、ご当家の立場に立ってみると一緒に泣いてくれる人がいるというのも、また良いのかもしれないと思いました。


お葬儀をカスタマイズ~メモリアルコーナー~

2017
12/08
葬祭部の瀬川です。

お葬儀をカスタマイズ第2弾。今回はもみじ市民ホール入口のメモリアルコーナーについてです。
何度かブログでもご紹介したことがあるので、ご存知の方も多いかもしれません。

会館に一歩踏み入れると一番最初に目にするのは、「メモリアルコーナー」ですよね。
よく目にするのが、写真を何枚か組合せ作成してある「思い出パネル」や、メッセージを書いた紙を巻きつけた「思い出のキャンドル」。
この辺りはメモリアルコーナーではレギュラーになります。

実はもっともっとカスタマイズする事ができます!
実際にしたことのあるレアなメモリアルコーナーを2つ紹介します。
①写真を式場に沢山飾り、まるで写真展覧会のように。
 この故人様はお写真を撮るのがとてもお上手な方で、写真集も出されるほどでした。
②故人様の趣味のお洋服、お仕事の制服を展示。
 おどりがお好きな方で、時代劇で見る旅衣装に三度笠を飾りました。

準備には時間がかかりますので、カスタマイズをしたい!という方はお早めにご準備を!

生前準備

2017
12/04
葬祭部の奥川です。

先日、とあるお宅のお葬儀のお手伝いをさせて頂きました。
故人様は生前、ご自身のお葬儀について色々考えられていました。

生前中お電話を頂き、3度程お話をさせていただきました。
遺影写真を準備したいと言われ、どのお写真を使うか、背景をどれにするかもご自身で決められました。
出来上がりをお持ちすると、遺影写真をご覧になり「大変綺麗な写真」と満足されていました。
祭壇についても、写真周りに入れてほしいお花や、色合いをご家族様とお話されていました。

相談を受けている時は、その時が来てほしくないと複雑な思いでお伺いしておりました。
お亡くなりになられたと一報を頂き、お迎えに行きお顔を見させていただくと、生前と変わらぬ優しげなお顔でした。

打ち合わせの時には、生前にご相談も受けていたこともあり、良いお式になりました。
生前準備なんて縁起でもないと敬遠しがちですが、準備しておくことで叶えられる想いも沢山ありますよ。

葬儀式と告別式

2017
12/01
葬祭部の杉上です。

お葬式のご案内をする時に、
「葬儀・告別式」 や 「葬儀ならびに告別式」 と案内をします。

本来は「葬儀(式)」と「告別式」を別個に行われていたのが、一緒に行われるようになったために「葬儀・告別式」という言葉になりました。「葬儀ならびに告別式」というのが丁寧な表現で、訃報や道案内看板等に書く時には、「葬儀式」または「告別式」のいづれかを用いるのが慣用となっています。

「葬儀(式)」は、故人の冥福を祈り別れを告げる儀式で、葬儀の様式には死生観や宗教観が深く関係しますので、宗教の違いや宗派によって葬儀の流れや形式が異なります。

「告別式」は、文字通り亡くなった人に最後の別れを告げる儀式です。弔問客である会葬者全員が焼香して、故人と最後のお別れをする時間です。

現在では、葬儀式と告別式と区別がなく、一連の流れで行われるのが一般的になりました。

葬儀・告別式yjimage.jpg

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