ブログ「もみじ市民ホール」
2017年3月の記事

枕飯

2017
03/31
ご遺体を安置して、枕元に用意する枕飾りは私たち葬儀社が用意しますが、枕飯(一膳飯)や枕団子は、ご当家で用意していただいています。
枕飯は、故人の使っていた茶碗にご飯を山盛りにして、中央に故人の使っていた箸を立てます。
「このご飯は故人のものです」という印のようなものです。子供の時に、ご飯にお箸を立てたり、ご飯を山盛りしたりすると怒られましたが、生きているものがやってはいけないってことですね。

枕団子は、うるち米の粉で作った団子のことで、数は六個を供えるところが多いです。
六という数字は六道(天上、人間、修羅、畜生、餓鬼、地獄)の六つの世界を象徴したもの、または六地蔵へ供養することなどから来ています。

枕飯と枕団子は、地域で「この辺りではこうするもの」と伝わり続けている慣習がありますので、絶対にこれが正しいというものはありません。わからない時には、地域のご年配の方に聞いてください。

奥川

喪主と施主

2017
03/30
喪主と施主の違い、ご存知ですか?

喪主とは、遺族を代表して弔う役割で
・打合せ
・会葬者の方への挨拶
・お式での挨拶等
葬儀全体を見てメインとなる立場となります。

施主とは、「布施する主」という意味で、主に葬儀にかかる費用を負担し、喪主のサポートを行う役割を持ち、運営の代表の立場となります。

喪主は血縁関係等によって決められる事が多く、故人にもっとも近い存在である人がなるのが一般的です。
例えば、配偶者が亡くなった場合は夫や妻が。配偶者がいない場合は子供がその役割を担当することが多いです。
施主は血縁関係に左右されることがなく、基本的に当主が施主を務めます。

しかし現在では、兼任される事がほとんどです。絶対にという決まりはありませんので、ご家族・ご親族さんで話し合いをされ決めて下さいね。

瀬川

納骨のタイミング

2017
03/29
葬儀後、四十九日の忌明けまでお骨を後飾り段で安置し、その後お墓に納骨する場合が多いですが、基本的に「いつまでに納骨しなければならない」ということはありません。

気持ちの整理がつかない

寒い時期は暖かくなるまで家においておきたい

四十九日が過ぎても家においておく方もおられますので、納骨の時期は様々です。ご家族が納得するタイミングで納骨されることが大切です。

どうしても気持ちの整理がつかず「故人をいつも身近に感じたい」「いつも身近に見守って欲しい」と思われる方に、手元供養をというかたちがあります。小さな容器やペンダントに、お遺骨のかけらや遺灰などを収め、ご自宅においたり身に着けることで、いつまでも大切な方との絆を感じることが出来ます。

ミニ骨壷2makie_price.jpg

ペンダント2img_chain.jpg

気になる方は、パンフレットがございますのでもみじ市民ホールへお越しください。

杉上

却下照願

2017
03/28
禅寺の玄関に良くある立札『却下照願(きゃっかしょうこう)』。
どういう意味かご存知ですか?
簡単に言うと、「足元を見ようよ」という意味です。

永平寺の道元禅士は、日々の修行の中で「履物を揃えることも大事な仏の修行である」と言われています。
即ち「自分の行いを振り返り、自分自身を良く見なさい」ということです。

ご当家へお邪魔する際には、一度きちんと履物が揃っているか確認をしてから上がります。
心も体もきちんと整えてからお話するよう意識していきたいと思います。
脚下照顧.jpg

奥川

台湾のお葬儀

2017
03/27
先日、台湾に観光へ行ってきました。
台湾というとB級グルメ、『千と千尋の神隠し』の舞台となった町等が有名です。
そこで台湾のお葬儀について少し調べてみました。

住む所違えば文化ももちろん違います。ましてや、国外となると全然想像がつきません。
日本のお葬儀と大きく違う所は、台湾のお葬儀は期間がとても長いということです。
日本のお葬儀は、亡くなってから大体3日4日でお式までが終わります。
それに比べ台湾の伝統的なお葬式は1週間かかるのがほとんど、長ければ1カ月もかかるそうです。

台湾では結婚式やお葬式等「農民暦」という何月何日が何をするのに最適な日かが書いてある本が一家に一冊あります。その本を参考にお葬式の日程を決めます。
そのため、もし最適な日が2週間後などになる場合は葬儀は行われません。

農民暦には引っ越しに最適な日等細かいことまで書いてあるようです。少し読んでみたいです。(笑)

瀬川
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