ブログ「もみじ市民ホール」

新米日記13(白いサラシ)

2010
10/18

今回私にとって
初めての地域のお葬儀に行ってきました。


葬儀が始まる前に祭壇を見ると
「白いサラシ」が準備してあります。

こっ、これはもしや?!

花入れの後、
棺の中央にサラシが巻かれます。
巻いた残りの部分はそのままダラリと余ったままです。

そして、葬儀会場から霊柩車までの短い距離を
お位牌、写真、骨壷に続き、
棺の後ろから残りのサラシを
親族の女性や女の子が持ちながら
ゆっくりと歩いていきます!

予感は当たりました!

確かこれは亡くなった人をたくさんの人に
偲んでいただく儀式「野辺送り」

昔はこのまま土葬したのですね。

実はこの風習、今も、お墓業界に残っています。

お墓を新しく建てた時、お墓の竿石(一番上の細長い石)
に白いサラシを巻きますが、そのサラシはこの野辺送りに
使ったものなのだそうです。

感動しました!
こんな所で見られるなんて!

まだ残っていたんですね。

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